uskuskuskuskの日記

音楽とカレーと犬が好きなサラリーマンの日常です。 Twitter @uskuskuskusk

2/6(木) Toro Y Moi(O.A. mabanua)@渋谷クアトロ

いやー。もう最高だった。俺得という言葉は今日のためにあったんだな。

 

大好きなToro Y Moiのライヴのオープニングアクトに、

これまた大好きなmabanuaさん。

洋楽好きの中でも、特に音楽好きそうな客層に向けて、しっかり世界仕様のライヴをしてた。

同じ栄東高校出身であることを、誇りに思います。”今日稼げ”

 

そして、Toro Y Moi。

2011年に出たこのアルバムが↓、

あまりにも好きすぎて、聴きまくって、2011年のMY BEST ALBUM。

新作も悪くないけど、このアルバムの衝撃はすごかったなー。


Toro Y Moi - Underneath the Pine (2011) full ...

 

まあ、ちょうど、James Blakeから端を発したダブステップブームからつながるかたちで、

チルウェイヴが流行ってて、その象徴みたいな存在だったんだけど、

個人的には、BlakeやらSBTRKTよりも、断然Toro Y Moiが好きだった。

その理由が、ライヴを観て分かった。

 

生バンドで聴いてみると、軸足は、SoulとElectroにあるんだけど、

The DoorsやらKing CrimsonやらLed ZeppelinやらPink FloydやらSimon & Garfunkelやら、

60s~70sの、サイケで、プログレッシブで、インプロな、クラシックロックのお出汁が、

かなり強烈に利いてて、

もはや、なんて呼んでいいジャンルか、想像もつかないような音だった。

 

だから面白いんだ。

しかも、何十種類もごった煮にしてるお出汁の数々、俺、全部好きなやつ。

おいしくないわけがない。

いや、そんなことないか、きっとたくさんの材料を混ぜまくっても、おいしくするのって難しいか。

もちろん、本人発のクリエイティビティーも素晴らしいと思うけど、

特に、素材を選ぶセンスと、おいしくブレンドする技術力に、もう完全にノックアウトでした。

 

ライヴが終わり、踊り疲れてふくらはぎをプルプルさせながら、

クアトロの可愛らしいビールカップを一気に呑みほして、下に降りると、元・会社の先輩が。

当時、そんなに仲が良かったわけでもないんだけど、

今、自分が置かれてる状況を聞いてくれて、優しすぎるぐらい親身に、ストレートに、

いろいろとアドバイスをいただいた。ありがたや。

でも、もうちょっと、あきらめないでがんばります。

 

その後、行きつけのザリガニカフェで、いつものオクラ肉巻きを頼んで、

http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13009386/

アトピンくんと今後の話し合い。

曲は作ってみたいし、アイディアはあるんだけど、宅録環境のない私。

宅録環境ばっちりで、どんなトラックでも作れるんだけど、メロディ作りが苦手なアトピンくん。

そんな三十路の私たちが、手を取り合って、足りないものを補い合って、

クリエイターユニットを組もう、という話をば。

 

もし実現すれば、私は音楽活動をするのは、12年ぶり。

すっかり楽器は弾けなくなっちゃったけど、耳はめちゃめちゃ肥えた。視野も広がった。

頭の中でかっこいい音が鳴ってれば、それを具現化してくれる頼もしいパートナーを得て、

”売れなきゃ!”と狭い視野でつまんない方向に進んじゃったバンド時代の反省を生かし、

大人だからできる肩の力抜けたグッドミューックを、J-POP仕様に落とし込んで、

発表していきたいなーと思ってます。

ド無名な2人の楽曲を聴いてもらうためには、ニコニコでボカロ楽曲からかなー。

 

まずは「こういう曲を作りたい」という既存曲のモチーフを週明けまでに

お互いに10曲ずつ持ち寄ることに。うーん、迷う。あれもやりたいこれもやりたい。