uskuskuskuskの日記

音楽とカレーと犬が好きなサラリーマンの日常です。 Twitter @uskuskuskusk

2/5(水) Minako・ホッタモモ@下北沢GARDEN

Minakoちゃん。

出会いは、某KMさんがツイートしてたライヴが気になって観に行こうとしてたら、

KMさんはいつものようにミスタイプしていて、ライヴハウスの名前を間違ってて、

それで、偶然出会ったのが、Minakoちゃん。

ギターやピアノで弾き語る女性シンガーソングライターは、

良い曲を書く人も、良い歌を歌うひとも、かわいいひとも、とにかくたくさん有象無象いる、

音楽シーンの激戦区ではあるが、どうしても楽曲が予定調和に陥りがちだ。

こんなにたくさんアーティストがいるのに、3~4パターンぐらいの音楽しかない。

絢香と林檎とaiko、これで80%以上はカヴァーできるだろう。

だから、それを打ち破ってくれる奇行種がたまーに現れると、

すぐにみんな飛びついてしまうもので、

湯川潮音や、青葉市子、Predawn大森靖子、YeYe(橋口なつ子)あたりが、

そうだったと思う。そして、さらにその次を担うのが、Minakoちゃんだ。

 

アコースティックギター1本でシンプルに弾き語ってた初作「Nitton!」でも

才能の片鱗は地味に滲み出てたが、

そこからThom Yorkeに傾倒したのか、ループマシンを使って、

暗澹としたアコースティックトロニカサウンドに進化。

それが昨年末「Trilogic」というCDにおさまり、成仏。

(不肖私、アルバムリリースに伴いコメントなんぞ寄せさせていただきました

 http://www.trust-musics.net/?pid=70004323

 

この日のライヴでは、そのCDが発売されたばかりだというのに、

その収録曲はほとんどやらず、新曲だらけのセトリ(←あるある)。

ついに、待ちに待ったMinakoちゃんのサードインパクトが始まった。

「Underground Merry-Go-Round」(表記不明)、「BED TIME  WAR」

この2曲は、今までのMinakoちゃんの作品で一番開けてて、

普遍性があって、メロディが立ってて、

間違いなく、次の作品はすごいことになりそうだな、と、強く予見していた。

 

良いアレンジをつけてあげたい、良い映像をつけてあげたい。

何か力になりたいから、知恵を絞ってみようかな。

 あと名前ね。本名だとは思うんだけど、

Googleでも、Youtubeでも、”Minako”じゃ引っかからないのよねー。

これは、これから音楽活動を盛り上げていく上では、死活問題で。

友達から呼ばれてるあだ名だという、”Minakekke”。断然こっちの方がいい。

"Marimekko"みたいで。北欧の暗く冷たい雰囲気も合うし。改名希望。

 

 

 

そして、ホッタモモ。

たまにしか観てないけど、気づけば、もう随分、長いこと観てる気がする。

自分が主催してたライヴイベントにも、出演してもらったしね。

http://ameblo.jp/nipponsaisentan/entry-11334931088.html

彼女も昨年アルバムをリリース。

 

一緒にライヴを観てたひとの「CHARA meets 矢野顕子」と言ってたけど、

まさにそんな感じ。特に、ポストCHARAの筆頭だと思う。

それなりにキャリアも長いので、ライヴはいつも安定していて、

特に今回は、Keyのメーテルさんとのコラボということもあって、今まで観た中で一番良かった。

でも、先述の、”女性SSWの予定調和”にハマっちゃってるのだ。もったいなし!

音楽自体のクオリティはそのへんの若い子には到底かなわないところまで達してるだけに、

なにかひとつ、フックを作るだけで、きっかけ1つで、跳ねそうなのにな。

あと、すごいカワイイ顔してるのに、Youtubeのサムネはもう少しなんとかならんかったんかな。 

 

 

そして、ライヴの後に、呑みに誘われたのに、とっさに断ってしまった。

そう、呑みに誘われたときのデフォルト設定は、「断る」方になってるのだ。

もう、ものすごい後悔。たぶん、一生後悔すると思う。

あーー。チャンスの前髪、とはまさにこのこと。

憧れのあのひとと、一緒に呑めるチャンスをみすみす潰すなんて。

俺なんか行って大丈夫なのかな、とか、もうそんなこと考えるのやめたい。

空気が読めない、じゃなくて、空気を読まない術を身に着けたい。