4/20 槇原敬之@有楽町・国際フォーラムA
ライヴ盤を何枚も聴いてるせいか、
もうとっくに観た気になってるけど、マッキーのライヴ、初観。
ニューアルバムのツアーということで、新曲中心になるのは仕方ないとは思いつつ、
およそ2時間半のロングセットに、往年のヒット曲をほぼ入れないセトリには驚いた。
強いて言えば「Hungry Spider」と「モンタージュ」と「遠く遠く」だけで、
「どんなときも」も「もう恋」も「僕が一番欲しかったもの」も「素直」も「セカハナ」なかった。
その分、新しく出会った曲たちに耳を欹てて、じっくりと聞き込むのも楽しかったが、
アンコールでもそんな感じだったときは、正直、ちょっぴりがっかりもした。
一方で、MCがすんばらしかった。
いちいち考えさせられる、というか、マッキーがいろんなことを考えて生きてることが、
ひしひし伝わってきたし、いろんなひとに気を使ってる優しい人柄も伝わってきて、
ますますマッキーが好きになった。
中でも、アイルランドのひとは、みんな良いひとばかりだった、という話。
アイルランドの言葉で、「初対面のひとは、未来の親友かもしれない」みたいなのがあるらしく、
その結果、とても親切に接してくれるのではないか、と言ってた。
この言葉、最高だな。
これを常に言い聞かせてれば、直したくて仕方ない自分の人見知り気質も、
出会えたひととの関わり方も、変わってくる気がした。
この言葉をもらえただけで、本当にライヴを観て良かった、と思えた。