5/31 Minako @渋谷LUSH
出会いは、偶然そのものだった。
加茂さんがツイートしたアーティストが観てみたくて、
ライヴハウスのホームページに飛んでいったが、
結局、どのアーティストのことを呟いていたのか分からず、
そこからなんとなくリンクをたどっていったら、この娘の映像にたどり着いた。
これ→ http://www.youtube.com/watch?v=I2aZlrYOzAA
結局、加茂さんのツイートに誤字脱字があったため、
見当違いなライヴハウスのページを見ていたことが後で分かったけど、
ケガの功名、初めて観たMinakoちゃんのライヴは、
想像以上に変態的で、あまりに独特の空気感と、
青葉市子を初めて観たときのようなぐぅの音も出ないぐらいの天才感に、ちょっと震えた。
今でも最も好きなアーティストのPeridotsを、初めて観たのは、およそ11年前。
前衛的なインプロギタリストと2人で演奏してたペリ様の曲には、
AもBもサビもなく、ただひたすらに美しい声に完全にヤラれたけど、J-POPとは最も対極にある不器用な音だった。
Minakoちゃんの今の音もそんな感じ。どうにもこうにも暗いし整理されてないし聴きずらい部分もあるんだけど、美しい。
この荒削りな感じが、たまらんのです。
じゃあ、これをどうやって、商品化して、もっとたくさんのひとの耳に届けられるのか。
難しくはあるんだけど、素晴らしい逸材だけに、考えるのが楽しくもある。
そんなMinakoちゃんを撮ってみた。
http://www.youtube.com/watch?v=UqnsMdn8Kco
素人キャメラで申し訳ない。
もっと世界観をちゃんと伝えられる映像を作ってあげたいなー。
彼女の暗澹とした音楽の先には、暗澹としてない未来がある、きっと。