10/22 RO69 JACK 13/14 @ WEB上
いろいろと紆余曲折ありまして、
新人アーティスト激探しモードに戻りました。
この1年~2年ぐらい、ライヴハウスから離れてしまっていたので、
まずは、その頃にほんのり追いかけてたバンド達が、今、どんな感じかをチェック。
たくさんフォローしてたくさんフォローバックされてる人達もいるので、一概には言えないけど、
Twitterのフォロワーの1割がそのアーティストのコアファンである、という黄金比を信じて、
オフィシャルサイトを巡回して活動状況を見ながら、それぞれのフォロワー数を調べていく。
ライヴハウスで活動しているアーティストに限って言えば、
フォロワー数5,000人~10,000人の間で、かつ、さらに右肩上がりの状況であれば、
メジャーデビューが決まるケースが多いみたいだ。
まずは1,000人。
ここまでは誰の力も借りなくても、一生懸命がんばって良い曲を書いて、
YouTubeに曲をあげて、ちゃんと良いライヴをやってれば、どうにかこうにか届く数字。
逆に、ちゃんと定期的に活動しているのに、500人に届いてないアーティストを見ると、
自分が追いかけてた気持ちに、ちょっぴり自信がなくなる。
今の世の中は、再生数とかフォロワー数とか、自分たちの音楽の評価が数字で出ちゃうから、
残酷な部分もあるんだけど、それを自分達の置かれてる状況のせいにしないで、
ちゃんと自分達のコンテンツの力を再確認しようとするかどうかが大事だし、そこが分かれ道。
CDを買わせるハードルが超絶高くなった昨今、昔以上に、コアファンの存在は重要。
その頃に応援してたアーティストの中から、メジャーデビューが決まったひともいて、
黒沼英之くんも、杉恵ゆりかちゃんも、Tam Tamも、青葉市子ちゃんも、赤い公園も、
客がまだまだ少なかった頃から応援してたから、今の活躍がなんとも嬉しい。
この感覚ってジャンルを問わず、発掘系音楽ファンみんなに共通してると思うんだけど、
自分の感覚は間違ってない!っていう自己満足が満たされてるんだろうな、たぶん。
ジコマン。
さて、整理が終わったら、新規開拓。
こんだけ間が空いちゃうとどこから手をつけていいか分からないが、
このサイトから手をつけた。
http://jack.ro69.jp/contest/jack1314/
年末のカウントダウンジャパンに出ようぜ、っていうロキノン企画。
1次通過の門戸は広く、現在約400組が通過決定(まだ増える)。
彼らがTwitter等で「通過した~」ってつぶやくことを
プロモーション&ブランディングと捉えてるんだろうな。
このサイトの良いところは、地方も含めて日本中のアーティストが聴けるところと、
まだライヴとかもあんまりやってないド新人も聞けるところ。
ただ、聴くにしても、とにかく数が多い。
いや、これ、全部聴いたの、ロキノン社のひと以外で自分だけだと思うけど(疲)。
全体的な印象としては、良いアーティストはたっっっくさんいるけど、
何か新しいことをやってるアーティストは皆無。
これは、新しい音楽的な流行が見えない現状を表しているのか。
それとも、目立つことして叩かれたくないと思う、今の子達の志向を表しているのか。
わかんないけど。
ボカロPを見てても、初期に活躍してた今の大御所たちは、それぞれ強烈な個性があったが、
今、新しく出てきてるPは、みんなグッドメロディ、グッドアレンジで、平均点は高いけど、
あんまり面白くはない。
どうも、この辺がつながってる気がする。
ネット上での批判を肥やしにして認知を広げまくって、今いる村の外まで飛び出したい、
という意識を持ってるアーティストが完全にマイノリティだし、
音楽的に有能なひとほど、そういう意識を持たずに目の前の山だけを見てクライミングしてる印象。
うーん。これは困った。そう考えると、ディスパニって偉大だなー笑。
まあ、要は、こんなの聴いたことなーい、って音楽を聴きたいんです。
言葉でも、メロディでも、アレンジでも、なんでもいいんだけど。
今は、みんな宅録環境がありそうだから、異ジャンルのコラボが、
自宅to自宅の作業で、たくさん生まれたら新しいものが生まれるかなー。