1/15（水）宇都宮健児＠NHK「プロフェッショナル」

どなたかのツイートを拝見して、観に行ったんです。

都知事選に立候補している宇都宮健児さんの「プロフェッショナル」。

共産やら社民やらに推薦を受けてるため、左翼の代表みたいに見られがちだし、

政策といっても反原発しかフィーチャーされないのが、物悲しくなるほど、

このひとは、ほんとうにかっこいいです。

まず、file.005ってのがすごいでしょ。今や長寿番組になりつつある番組が、

５人目にピックアップしてるほどの、プロフェッショナル。

そして、冒頭２分がまたすごい。

闇金業者が、被害者の弁護士が宇都宮さんだと聞くと「相手が悪い」と引き下がるのです。

で、３０代前半まではうだつのあがらない弁護士で、

コミュニケーション能力不足から仕事が取れず事務所をクビになり、

そこで誰もやりたがらない多重債務問題の弁護に携わるようになり、

最終的には、日本弁護士連合会の会長にまで登りつめるのです。

うだつのあがらない３０代前半である私には、なんとも勇気が出る話です。

ただ、その仕事ぶりは、そう簡単に真似できるものじゃありません。

時には、公園にいるホームレスの元に出向いて、能動的に多重債務者の相談に乗るのです。

弁護士の仕事において、最もお金ならない案件です。

こういうひとになら安心して都政を任せたい。

過去のひとになりつつある殿様も、

自民を除名になったひとのラストチャンスも、

弱者に興味がない軍人も、結構です。

この映像をバラまいて、宇都宮さんに流れができればいいのに。

貧困層は、長いものに巻かれてたら、いつまでたっても、弱者のままだよ。

リスペクト。

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